2024.6.4

6月パパとママのおはなし会 ご案内

赤ちゃんとお別れしたパパとママのおはなし会
今月は6/28(金)14:00-16:00@慈照寺です。

活動はじめて4年。
がむしゃらに走ってきて、今ようやく少し俯瞰している中で「グリーフサポートてらすば」を立ち上げました。

先日、団体登録した高松市市民活動センターでは
顔馴染みの職員さんに
「えっ!秋山さんまだしてなかったの?
活動してるからとっくに登録してると思ってた」
と言われるしまつ。

お寺で場を開くことを大切にしたくて、ずっと慈照寺としての活動にこだわってきました。そのこだわりが「宗教色があるとねー」と行政の壁にぶち当たったことも、今や懐かしい話です。

現在、高松市や香川県のHPに掲載いただいていることはありがたいことで、行政のHPを見てお話会に来る人も増えてきました。保健師さんや助産師からの紹介も増えきて、病院から直接電話がかかることも。情報提供ほんま大事。

HPの文言ひとつひとつに気を配ってくださった行政職員さん、できることはないかと懸命に向き合ってくださる地域の医療職のみなさん。
協力に感謝しかありません。

流産や死産など、赤ちゃんの死はかなしいけれど無くなるものではありません。女性のキャリアを考えると、晩婚化でリスクが増える可能性もある。バリバリ働いて、さぁ、子どもを!と思った時にはすでに「卵子が老化」していて流産や死産のリスクが高まっている。そんなこと聞いてないよー学校で教えてくれてたらなぁーと思うこともしばしば。そんなことも、ぽつりぽつりと話せる場所って大事なんじゃないかと思うんです。

私たちも年老いていくし、いつどうなるかなんて誰にも分からない。でも、香川県に流産や死産等のピアサポートがなくなることはさけたい。そのために、継続性を考えた活動に向かって新たな決意も踏まえての立ち上げです。みんなで作っていきたい。自分の経験から私もおはなし会を開きたい!でも、開くのは勇気がいる…というパパやママも気軽にご相談ください。子どもを亡くした経験はないけど、何か手伝いたい!という、サポートメンバーも募集します。

いつも短文で投稿しようと思いながら、
つい想いがアツくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。

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ロゴデザインは信頼するグラフィックデザイナー 末永 えりかさん @suenagaerika 。えりかちゃんの提案してくれたコンセプトがすてきなんです☺️

【コンセプト】
鳥たちが木に巣をつくるように、いつもそこにあって、いつでも戻ったり来たりできる大きな木のイメージ。この木にとまっている鳥たちのように、つらい時には羽を休めてもいいし、互いに話をしてもいい。ありのままで過ごせる場所。
てらすばの「ば」にはやわらかな光(希望)を