10月のいつだったか…InstagramのDMから「パンフレット送ってくれませんか?」と問合せ。
いいですよーと送ると
次は「インタビューさせて貰えませんか」と⁉︎
問い合わせの主は、仏教系大学で学ぶ大学生。
卒論のテーマが、「仏教とペリネイタルロス(流産、死産、新生児死)」だという。
ふたつ返事でインタビューを受けました。
先日、完成した卒業論文を送ってくださり、水子供養の歴史的背景から現代までを、非常にわかりやすく書かれていました。また、仏教離れと実際のニーズについても、宗教者の役割を問う内容を掘り下げていただいています。
慈照寺では、水子供養という言い方はしませんが「水子供養をお願いできますか」という問合わせもありますし、逆に「水子」という言葉に、抵抗感があるという当事者パパママも少なくありません。確かなのは、どの子も一人ひとりのいのち。その背景には、手を合わせたい気持ちや子を想う気持ちがあり、それは時代をこえて今もあり続けるのかもしれません。
若い学生が関心を持ち、懸命に向き合いながらこのテーマとしてくれたことに心より感謝します。
※執筆者にはSNS掲載の許可をいただいています