認定NPOグリーフワークかがわ公開セミナー
「仏教の生活の中に息づくグリーフケア」
坊守がお話させていただきました。
日々の法務を勤める中で出会う方々には。。
「小さい頃からなんとなく、お経は耳にしていましたが、身近な人が亡くなって、はじめて当たり前に生きていることが、どれほど尊いかを感じ、手を合わせることを深く考えました。
文句を言い合えたり、世話をすることなんて、生きているからできることですもんね。法要の中でお経を称えることや、亡くなった人と対話することで気持ちが本当に救われました」
そう涙ながらに話してくださる方も。
ご葬儀の場で亡くなった人がお好きだったものや、思い出をたくさんお話します。
コーヒー
チョコレート
カレーライス
お酒を飲む
歌を歌う
お花の手入れ
旅行に行く
山登り
みんなそれぞれお好きだったものを思い浮かべ、食べたり歌ったりして、姿形はなくても亡き人とつながることができる。
お墓参り、年忌法要などは古来からあるグリーフワークのひとつでもあるとともに、集い話すことで、みなさんそれぞれの「つながる営み」を考えるきっかけとなればと思います