高松市の窓口で案内された資料を手に、お寺へ来てくれるお母さんたちも多くなりました。
数年前と大違い。
以前はSNSのわずかな情報を必死で探してきてくれる人ばかりでした。
いまは高松市役所と各総合センターで死産等の手続きに来られた方に、紙ベースで案内が配付されています。また、保健師さんが訪問等で会う機会がある方にも、直接お渡しすることがあります。
慈照寺は「ピアサポートを含む地域の相談窓口」として掲載されていますが、その他も専門職の窓口などが網羅的に掲載されていて、選択肢がひと目で分かる。集約された情報って意外とないのでとても貴重。
赤ちゃんを亡くした人にグリーフサポートを届けられるのは、医療職、宗教者、葬儀社、警察、そして行政の職員さんもいる。
例えば、死産届を出しにきたお父さん(お母さんは入院中のため、死産届はお父さんがされることが多い)に担当職員が窓口で、どう声かければいいか分からず言葉がでなかったとしても、この紙一枚がグリーフサポートとなるかもしれない。
情報提供が大事。
ネットに情報があるのはもちろんですが、紙媒体は印象に残る。この紙を貰っていつか行こうと思ってたという人もいるし、ここに掲載されているQRコードから毎月の分かち合いの会の日程確認をしているという人もいます。
/
退院後、家に帰ると話せる人が少なく孤立しやすい!その前に情報提供を!
\
との要望に、柔軟に対応してくれた高松市健康づくり推進課に感謝です。