今日は月に一度のおはなし会
誰にも子どもを亡くしたことを話せず、人に会うのが怖くて家からも出られない。涙がコントロールできず、ぶわっとあふれるように流れる。スマホで同じような経験をしたママたちの投稿を見て一日が終わり、気づけば夜。あぁ、今日私なにしてたんやろと自分を責める…
私の4年前の姿です。
こうやって地域で活動してると「秋山さんは乗り越えたんですね」と言われるけど、乗り越えるのとはちょっと違うなと、もやっとする。今も悲しみや愛しさと「ともにいる」と思っていて、それらの傷みが0になったわけではない。
今日の参加者さんからも「乗り越える」について話題がでましたが、周りの人が乗り越えたんですね、とか、乗り越えなさい、とジャッジするものではないのかもしれません。
おはなし会は、細く長く「いつでもここにあるよ」とゆるやかに場を開き続けます。
それでは、また来月。
——参加者さんの感想——
・誰にも話せなかった辛い思い出や自分の感情、夫婦のことなど、お話できて本当に良かったです。
・自分がおかしいと思っていたので、自分だけじゃないと知れて楽になりました。
・本当にありがとうございました。少しずつ前に進めそうです。