8月のおはなし会は新たなチャレンジ。
託児付、亡くなった赤ちゃんのきょうだい同席OKのおはなし会をひらきます。ここにくるまで開催しようか本当に悩みました、、
私は亡くした時には赤ちゃんを見ることさえしんどくて、新生児を見ると心が壊れそうだったし、エレベーターで妊婦さんと一緒になると過呼吸。おはなし会でも同じようなママたちの話を聞いてきたからこそ、今までは「お子さまの同席はご遠慮いただけたら」「お子さまがご一緒の場合は個別で」とお願いしてきました。
ですが、慈照寺のおはなし会を続ける内に、亡くなった子のきょうだいを妊娠、出産するママも増えてきたんです。※このきょうだいのことを「レインボーベビー」と言います。
いのちが当たり前ではないと知っている。そんなママたちは、妊娠も手放しで喜べない。いつ亡くなるかもしれない、ということを経験しているだけにトツキトオカ不安な毎日。この子ももしかすると…と、出産後も息をしているかどうか確認を繰り返す。
一見、次の子が生まれて良かったね、と言われがちだけどそんな簡単なものではないのです。
そんなパパママたちも安心して参加できる場を開くために、今回は ぬくぬくママsun’s @nukunukumamasuns に託児協力をいただきました。ゆっくりと亡くなった赤ちゃんのことを思い話したり、育児の不安も口にしたり、またそこにいるだけでもかまいません。
数珠づくりワークショップも作る作らないは自由。作らずおしゃべりだけでも大丈夫です。助産師さんのサポートメンバーもいます。安心して「ままに」過ごすひと時をともにできたらと思います。