昨日の四国新聞(2021年4月19日)に、ご門徒さんの投稿が掲載されていました。
読者がつくる『こだま』というページ。
散る桜 残る桜も 散る桜
同じ散るなら 弥陀の浄土へ
良寛さんのお作だと伝えられる歌をご葬儀の際、住職が思い出と共にお話したそう。
この話が心に沁みたのでしょう。
残る桜もいずれ散ってゆく。桜を見ながら思い、懐かしみ、どうかどうか阿弥陀さんのお浄土へ…と願う妻、母の心をひしひしと感じます。
私たち僧侶のいる意味を改めてここに感じます。
合 掌