2021.7.8

いつもおおきん一行詩

終活勉強会で講師の先生からお話いただいた認知症一行詩📖

「いつもおおきん」福井県若狭町編

気になりいくつか取り寄せて読みました☺️

いつもおおきん 認知症一行詩

認知症になった方、携わる家族、その情景が浮かぶ詩の数々です。

孫からおばあちゃんへ、お嫁さんからお義母さんへ、息子から父へ…

 「同じ話をくり返す…
  人間ってそういうものだと思えばすむことだね」
 「家族を忘れ記憶を無くしても
  毎日仏壇に向かう祖母」
 「いくとせも母にあなた誰?と言いし父
  最期に母の名大きく叫ぶ」
 「何度でも同じ事を聞き返す祖母
  笑顔で何度も答える夫の姿に惚れなおす」
 「あなたみたいな人が息子の嫁になっていただけたら
  ありがとう お義母さん」
 「ずるいわよもう限界と思うたび
  幼子のように微笑むなんて」

なんで?どうして?と憤る気持ち、受け入れ難い事実との葛藤。

その中で生まれるあたたかな一コマ

こころの持ち方を考えさせられます。