寺伝によれば往古真⾔宗⾃性院が由良⼭東⼭麓清⽔神社北側に所在した。⾃性院は、清⽔神社の別当寺で平安時代⼤同3年(808)弘法⼤師の弟 眞雅(法光⼤師・801〜879)により創建された。
平成23年(2011)、親鸞聖人750回大遠忌法要記念事業として、大阪市阿倍野区にある西光寺より移築再建された。総欅造りで彫刻には一際目をひくものがあり、扉の菊花、大龍に始まり、牡丹、唐獅子、竹、寅、鶴など荘厳華麗である。
茨城県笠間市 稲⽥の草庵(現在の⻄念寺)では、⽂暦元年(1234)頃、親鸞聖⼈は約20年お住まいになられたこの地に家族を残して京都に帰られたと伝わっています。⼩川にかかる橋の上で、⾒送る家族、同⾏達を振り返りました。